自民党の谷垣禎一幹事長は23日夕、党役員会後の記者会見で「安倍晋三総裁(総理)から会期末が近づき、今後、様々な政局的な動きが想定されるが、最後まで国民への責任を全うしていきたい、その決意を持って、政府・与党一枚岩となり気を引き締めて終盤国会に取り組んでいきたい、との発言があった」とした。
また、役員会で、安倍総理は「今週のG7伊勢志摩サミットでは世界のリーダーたちが日本を訪れる。世界経済、テロ、難民問題、アジア情勢等々、広範なテーマについて議論し、結果を出したい」と意欲を示したことを明かした。
役員会で安倍総理は議長国としてリーダーシップを発揮し充実したサミットにしたい旨をかたり「特に、世界経済が不透明さを増すなかで、G7こそがしっかり経済をけん引しなければならない。いかなるリスクにも対応できるよう、G7として政策協調していくとの力強いメッセージを発信していきたい。議長国としてしっかりその責を果たしていけるよう役員各位の理解、協力をお願いするということでした」と谷垣幹事長は語った。(編集担当:森高龍二)