「テロは許されない。断固、非難する」安倍総理

2016年06月13日 18:37

 米国・フロリダ州オーランド市で発生したナイトクラブ銃撃事件で50人を超える死傷者が出ていることを受け、安倍晋三総理は13日、米国・オバマ大統領に「(テロ行為に)強い憤りを覚える。テロは日米が共有する価値への挑戦」であり「米国及び国際社会と連携し、引き続きテロとの戦いに取り組んでいく」と強いメッセージを出した。

 安倍総理は「多数の米国民が犠牲になったことに大きな衝撃と強い憤りを覚える」とし「いかなる理由があろうとテロは許されない。断固、非難する」と憤りを伝えた。

 またテロの犠牲になった人や家族に対し「心からの哀悼の意を表する」と伝えるとともに「負傷された方々の1日も早い回復をお祈りしている」と被害者やその家族に気持ちを伝えた。

 そのうえで安倍総理は「日本は米国及び米国国民と共にある。テロは日米が共有する価値への挑戦であり、オバマ大統領のテロとの戦いへの強い決意を共有し、米国及び国際社会と連携してテロとの戦いに取り組んでいく」とテロを許さないとの気持ちを強く伝えた。

 オバマ大統領もこのテロを受け「アメリカの歴史史上、最も悲惨な銃撃事件になった」と声明を発表し、銃規制強化の必要に触れた。(編集担当:森高龍二)