ハイパフォーマンス直噴ターボ、最高出力300ps(221kW)/5600rpm、最大トルク40.8lg.m(400Nm)/2000-4800rpmを搭載するレヴォーグ2.0STIスポーツアイサイト、394.2万円
富士重工業はスバル・レヴォーグに、最上級グレードとして「STI Sport」を追加し、5月27日より先行予約を開始した。なお、発売・納車開始は7月21日を予定している。
レヴォーグ「STI Sport」は、スバルのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)とのコラボレーションにより、かねてより評価が高かったレヴォーグの「走行性能」と「走りの質感」「内外装の質感」をこれまでよりも高めた最上級グレードだ。走りのパフォーマンスの進化に加え、走り始めた瞬間に分かる上質な乗り味と高い操縦安定性を実現している。さらに、走りの質感に相応しい洗練された専用内外装を採用することで、レヴォーグの魅力を最大限に引き出した。
足回りは、専用のチューニングを施した可変減衰力サスペンションDamp MaticIIを採用。ビルシュタイン製ショックアブソーバーの特性を活かした専用コイルスプリングとの組み合わせ、操縦安定性の向上と乗り心地の確保という二律背反する性能を高次元で両立した。また、ステアリングギアボックスの取り付け剛性向上により操舵応答性を高め、ドライバーの意のままに走る愉しさを追求したチューニングとした。
エクステリアは、専用設計のフロントバンパー・フロントグリルと、LEDフロントフォグランプを採用。専用18インチアルミホイール・専用大型デュアルマフラーカッターを装着し、車体前後にはSTIのオーナメントを配置する。また、ボディカラーはベース車の7色に「WRブルー・パール」を追加した。
インテリアは「STI Sport」専用のテーマカラーの「ボルドー」でコーディネート。レッドステッチやピアノブラックのパネルと組み合わせることで、スポーティで落ち着きのある上質なインテリアに仕上げた。 また、「STI Sport」専用アイテムとして、STIロゴを配置した専用ルミネセントメーター、ステアリングホイール、サイドシルプレート、運転席&助手席ヘッドレストを採用し、レヴォーグ最上級グレードに相応しい仕様とした。
グレードは1.6リッターモデルと2リッターモデルの2種で、前者はダウンサイズターボエンジンで水平対向4気筒ターボは、最高出力170ps(125kW)/4800-5600rpm、最大トルク25.5kg.m(250Nm)/1800-4800rpmを発生。後者の2リッター水平対向4気筒ターボは、ハイパフォーマンス直噴ターボで、最高出力300ps(221kW)/5600rpm、最大トルク40.8lg.m(400Nm)/2000-4800rpmを発生する。
価格は1.6リッターが348.84万円、2リッターが394.2万円。なお、また発表を記念して、「レヴォーグSTI Sport」を東京・代官山のTSUTAYA「T-SITE GALLERY」にて7月1日(金)から3日(日)の期間特別展示イベントを実施する。(編集担当:吉田恒)