竹島問題は歴史的事実と国際法での解決を 共産

2016年08月16日 19:36

 日本共産党の小池晃書記局長は韓国民団「光復節」の記念式典に招かれてのあいさつで「日本の侵略戦争で犠牲となった2000万を超すアジアの人々を追悼し、過ちを二度と繰り返させない決意を新たにする」と韓国語で語った。

 また、竹島(韓国では独島)を巡る領土問題に触れ「日韓とも緊張を高めるような行動は自制し、あくまでも歴史的事実と国際法上の道理にもとづき、冷静な話し合いで解決をはかるべきだと思う」と冷静な対応、緊張を高める行動の自制を呼びかけた。

 また、小池書記局長は「日本共産党の先輩たちは、戦前、朝鮮における独立のたたかいと連帯し、過酷な弾圧をうけながらも、日本軍国主義による侵略戦争と植民地支配に反対を貫いた」と紹介し「私たちはそうした党として、日韓の友好と北東アジアの平和のため、皆さんとの交流・協力を大事にしながら、引き続き頑張りたいと思います」と真の友好・信頼関係構築に努める姿勢を示した。(編集担当:森高龍二)