政府 日韓合意に基づき財団口座に10億円送金

2016年09月01日 05:55

 韓国・聯合ニュースは31日夕の電子版で「日本政府が31日、旧日本軍の慰安婦被害者を支援するため韓国が設立した『和解・癒やし財団』に10億円を拠出したことが分かった」と報じた。

 菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で、記者団が、今月中の支払いを予定していたはずだが、すでに支払いは終わっているのかと質問した際には「現在、最終調整中と思う」とし、まだ送金は終わっていないとしていた。

 聯合ニュースによると「韓国の外交消息筋と財団関係者による」情報として「日本は同日、財団の口座に10億円を送金した。両国間の外交ルートも関連情報を共有しているとされる」と報じた。

 そのうえで「日本は慰安婦問題をめぐる昨年末の韓日合意に基づく責務の一つを果たしたことになる」とも報じた。

 菅官房長官は、記者会見で「日本政府としては、この資金の拠出を完了すれば、日韓合意に基づく日本側の責務は果たしたことになる。いずれにしても、日韓両国政府が、この日韓合意をしっかりと実施していくことが大事」と話していた。(編集担当:森高龍二)