四国電力社長 伊方3号通常運転入りを知事に報告

2016年09月09日 07:24

 四国電力は7日夕から伊方原発3号機の通常運転に入った。8日、佐伯勇人社長が愛媛県の中村時広知事にその旨を伝えた。

 再稼働から通常運転に入ったことを受け、佐伯社長は8日までに「東京電力福島第一原発のような事故は決して起こさないとの強い決意のもと、安対対策に終わりはないと肝に銘じ、安全運転に不断の努力を重ねていく」とのコメントを発表。

 また「伊方原発3号機は四国における安定活低廉な電力供給を支える基幹電源」との位置づけを示し、原発を「基幹電源」とした。

 そのうえで「安全運転の継続と共に、情報公開の徹底、丁寧な理解活動に全力を尽くすことで、地域のみなさんの理解を得ながら、万全の発電所運営を実践する」との考えを示した。

 伊方原発の1号機は今年5月10日で運転を休止。廃炉に入る。2号機については定期点検で停止中。(編集担当:森高龍二)