中国が厳しい制裁措置に同意 実効を期待と菅氏

2016年09月15日 08:10

 菅義偉官房長官は14日、中国が北朝鮮への国連安保理での追加制裁について同意を表明したとする情報について「安保理では決議の中で、適切な制裁措置について直ちに作業を開始することで一致している。我が国としては日米韓、さらに中国、ロシアなど関係国で連携してきているので、しっかりやってほしいと思う」と実効を期待した。

 これは聯合ニュースが韓国外交部の情報として、尹炳世(ユン・ビョンセ)長官が13日夜、北朝鮮による5回目の核実験を受けて中国の王毅外相と電話会談したとし、14日に明かした情報だとして伝えたことを受けての記者団の質問に答えたもの。

 聯合ニュースによると「王外相は、核実験は国連安全保障理事会の制裁決議違反だと指摘した上で『新たな安保理制裁決議を採択し、より厳しい措置を取ることで、北朝鮮の核・ミサイル開発を食い止めるべきだということに同意する』と述べた」と外交部情報として報じた。

 一方、韓国への米国の最新鋭地上配備型迎撃システム・高高度防衛ミサイル(THAAD)配備について反対する中国は、この日の電話会談でも「両氏が基本的な立場を簡単に伝え合ったが、中国が配備に重ねて反対の立場を示したとみられる。両氏の電話会談は1時間10分ほど行われた」と伝えた。(編集担当:森高龍二)