26日から始まる国会を控え、民進党、共産党、生活の党、社民党の4党と参院会派の沖縄の風の党首らが24日までに会談し、臨時国会での連携を確認した。
民進党の蓮舫代表は会談後「政権の間違っているところは徹底的に国民の皆さまに国会論戦を通じて明らかにしていく。私の方からは提案型という形をさせていただくのでご協力を」とお願いしたとした。
臨時国会では(1)安全保障法制廃止(2)アベノミクスによる格差拡大、社会の歪みの是正(3)憲法改正に急速に進もうとする動きには納得できない(4)今回のTPP(環太平洋経済連携)には反対で合意しているとした。
また、共産党の志位和夫委員長は「野党4党が次期衆院選で協力確認、具体的な協議開始へ」とNHKが報じたことをツイッターで紹介したうえで「 重要な一歩前進です。大義に立ったしっかりした協力態勢をつくるために努力したい」とつぶやいた。
蓮舫代表は「国会内外を含めて連携が取れることがあるのか、これから具現化を図っていこうという話し合いになった」と具体化に向けた話し合いを進める姿勢をみせた。
生活の党も「来る衆院選についても、基本方針として参院選に引き続き4党協力して選挙を闘うことで合意した」と党のHPで紹介した。(編集担当:森高龍二)