9月の外食産業市場の全体売上は前年同月比1.5%増

2016年10月31日 07:27

 一般社団法人日本フードサービス協会(JF)は協会会員社を対象とした外食産業市場動向調査9月度の集計結果をまとめた。「外食産業市場動向調査」は新規店も含めた「全店データ」を業界全体及び業態別に集計し、前年同月比を算出している。

 それによると、9月は、前年より休祝日数が1日少ない曜日まわりや台風の影響などが外食需要にとってマイナスとなったものの、販促の奏功でおおむね好調に推移したFFが全体を牽引し、全体売上は101.5%と、2カ月ぶりに前年を上回った。

 ファーストフード業態は、全体売上は104.5%と前年を上回った。「洋風」は、各社キャンペーンがおおむね好調、売上は106.9%となった。「和風」は、販促回数の増加が客数増につながり売上は102.6%。「麺類」も、テレビCMによる販促強化などで売上は104.6%だった。「持ち帰り米飯・回転寿司」は店舗削減もあり、売上99.3%と前年を若干下回った。「その他」は、カレーが新メニューの好調で客単価上昇、売上102.2%となった。

 ファミリーレストラン業態は、全体売上は、曜日まわりと天候不順が客数に影響し98.5%と前年を下回った。業種別では、「洋風」は、価格訴求力のある店が好調であったものの曜日要因などで売上は97.7%、「和風」も、総じて曜日要因が影響し売上げは98.4%、「中華」は、こだわりを追求したメニューの好評で100.3%となった。「焼き肉」は、店舗増加もあり売上100.4%となった。
 
 パブ・居酒屋業態は、「パブ・ビアホール」は、一部で若年層の集客が好調で売上は104.8%、「居酒屋」は、引き続き店舗削減で売上は91.4%と前年比減が続いている。

 ディナーレストラン業態は店舗増加や一部郊外型店舗の堅調で客数が増え、売上は102.7%となった。

 喫茶業態は、新商品の投入、フードメニューの充実、積極的な店頭PR、平日の多い曜日まわりなどがプラスに作用し、売上は102.5%と前年を上回ったとしている。(編集担当:慶尾六郎)