朴大統領が15日に最大野党の秋代表と会談へ

2016年11月14日 16:07

 日韓GSOMIA(日韓軍事情報包括保護協定)の締結や韓国ソウルの日本大使館前の少女像撤去問題にも影響が懸念される韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の政権運営に大きな影響を与えている、朴大統領の親友だった女性の国政介入問題。

 この問題で混乱するなか、韓国最大野党の「共に民主党」の秋美愛(チュ・ミエ)代表と朴大統領との会談が15日行われることになったと聯合ニュースが14日伝えた。

秋代表が青瓦台(大統領府)に朴大統領との会談を申し入れ、青瓦台が受け入れる意向を伝えたとしている。

報道では「共に民主党」主要関係者の話として「この日朝に、秋氏の提案を青瓦台の韓光玉(ハン・グァンオク)大統領秘書室長に伝えたことを明らかにした」とし「秋氏が朴大統領に国民の思いを伝え、政局の混乱を収拾するための方策を講じようというもので、『2者間形式の談判』としての性格を持つ会談だと説明した」としている。いずれにしろ、政局の混乱を収拾する方向に動くのか、注目の会談になる。(編集担当:森高龍二)