自衛隊が24日から来月24日までの間、タイで行われる東南アジア最大級の多国間共同訓練「コブラ・ゴールド17」(軍事演習)に参加するが、安保法制に基づく「新任務」の訓練も実施する。
稲田朋美防衛大臣は記者会見で「指揮所演習で国際平和支援法に基づく協力支援活動、船舶検査活動に係る内容を取り扱う。また在外邦人等の保護措置に係る一連の行動を訓練する予定だ」とした。
稲田防衛大臣は「しっかり新任務に対応する、さらには各国と協力ができる、また、信頼関係を構築する上で大変有意義なものであるというふうに考えている」と記者団に答えた。
また、米国の海兵隊F-35Bが岩国基地に到着したことについて、稲田防衛大臣は「F-35Bのわが国への配備は日米同盟に対する米国のコミットメントを示すものであると考えている。米国の最も現代的かつ高度な能力をわが国に配備することは日米同盟の抑止力を強化し、日本及びアジア太平洋地域の安定に寄与するものだと考えている」と評した。(編集担当:森高龍二)