法務大臣の資質にあらず、辞任に値する 蓮舫氏

2017年04月21日 11:02

 民進党の蓮舫代表は20日に記者会見で、テロ等準備罪(野党4党は実質は共謀罪としている)審議での金田勝年法務大臣の国会答弁から「法務大臣の資質にあらず、辞任に値する」と改めて、金田法務大臣は辞任すべきだとした。

 蓮舫代表は「担当大臣が、政府参考人(刑事局長)が答弁した後に、同じ答弁を繰り返すことしかできないというのであれば、大臣の資質にあらず、ということ。辞任に値する」と語った。

 また、政府・与党の委員会運営の在り方についても、改めて、呼んでもいない刑事局長を参考人として強行採決し、刑事局長に答弁させるというやり方を問題視するとともに、改めて抗議した。

 そのうえで、テロ等準備罪について「いったい誰が対象になるのか、どういう行動が対象になるのか。一般人は対象にならないというが本当なのか。内心の自由は侵されないのか、いくつも不安が上がっている」と問題点を明確にしていかなければならないとした。(編集担当:森高龍二)