自民にとって代われる党か問われている 野田氏

2017年07月10日 06:04

 民進党の野田佳彦幹事長は8日、山形で開かれた衆院選挙決起集会でのあいさつで「自民党に取って代われる民進党かが問われている」と自民党政権に不満を持つ有権者らの受け皿として信頼に値する党かどうかが問われている旨を語り、記者団のぶら下がりでは「民進党に政権を任せられるということに応えられる大きな骨太の政権構想をしっかりとまとめていく」とした。

 また、脆弱な地方基盤を整える方策では、野田幹事長は「山形では空白区がない」と述べ「地方議員、党員・サポーターも増えているので、同じような県を一つ一つ作っていく」とした。

 野田幹事長は衆院選必勝決起集会で「自民党のおごり、ここに極まれり、というところまで来ている」とし「強権的な国会運営、権力の私物化、お友達優遇政治、説明責任を果たさない不誠実な態度、真実を言おうとする人たちをねじ伏せようとする恐怖政治のような政治手法」などを指摘したうえで、政権を代える必要を強調した。

 ただ、さきの都議選でも自民党への批判の受け皿になれず、都議会での議席を2議席減らし、5議席にとどまるなど、党の存在感を示せない状態が続いている。国政では森友学園への国有地払い下げに伴う8億円の値引き問題や加計学園の大学への獣医学部新設を巡る疑惑解明に民進党が果たしている成果は大きいものの、地域基盤の脆弱さから国民にアピールする戦略にも課題が多いようだ。(編集担当:森高龍二)