内閣府が今年7月に実施した「竹島」(韓国呼称は独島)に関する世論調査」(18歳以上の3000人が対象、1790人が回答)の結果を29日までに発表した。竹島を知っていた1679人のうち日本固有の領土と知っていたのは78.7%。竹島の位置を知っていたのは60.2%、島根県に属しているのを知っていたのは58%、竹島が男島(西島)と女島(東島)など複数の島で成っているのを知っていたのは26.6%にとどまっていた。
竹島の知識をどこから得たかの問いでは、テレビ・ラジオが94.8%、新聞58%、雑誌や書籍が14%だった。学校の授業は8.3%にとどまった。ただ、18歳から29歳では学校での授業をあげた人は35%になって、新聞の28.5%を上回っていた。
竹島に対して関心があると答えた1062人から関心のある内容を聞いた結果では竹島領有の正当性が73.5%で最も高く、根拠を知りたいと思う人の多いことが分かった。日韓関係への影響をあげる人も40.9%と高かった。韓国の主張に関しても33.9%の人が関心あるとした。(編集担当:森高龍二)