蓮舫参院議員 「公明党代表までがこうした認識とは・・・」

2018年02月14日 08:01

 立憲民主党の蓮舫参院議員は、与党・公明党の山口那津男代表が記者会見で、森友学園への国有地大幅値引き売却問題に、当時・理財局長だった佐川宣寿国税庁長官の国会招致に「国税庁長官の立場で理財局長の所管事項に答弁するのは返っておかしい」との認識を示したことに、13日、強い疑問を投げた。

 蓮舫氏は自身のツイッターで「佐川氏の国税庁長官への昇進を『適材適所』と繰り返す安倍晋三総理に、麻生太郎財務大臣。公明党の代表までもが、こうした認識とは」と説明責任を果たすべきキーマンが国税庁長官就任記者会見もすることなく、理財局長だった際の説明責任を果たしていないのに、国会招致の必要がない旨語ったことを批判した。

 蓮舫氏は麻生財務大臣が「佐川前理財局長の国会答弁に問題ない」と繰り返し、答弁していることにも、7日のツイッターで「国民の税金を預かるとの認識が麻生財務大臣には欠けている」と指摘。「適材適所の人事ならば会見を行い疑惑に答える、それが税を徴収する国税庁長官としての責任。かつ、新たな資料が見つかっていることから、国会答弁の偽証も問われますが、自民党は国会招致を拒否。忖度が続く」と自民党の姿勢についても、国会招致に応じるべきだと求めている。(編集担当:森高龍二)