韓国・聯合ニュースは韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が20日、青瓦台(大統領府)でスロベニアのパホル大統領と昼食会を兼ねて会談し、この中で「北と米国は依然として衝突する危険があるが、最近は両国とも対話の必要性を感じているように見える」とし、「南北対話が北米(米朝)対話につながり、朝鮮半島の非核化議論が始まるよう努力したいと強調した」と伝えた。
文大統領は「平昌冬季五輪を機につくられた南北の対話と和解ムードが五輪後も朝鮮半島の非核化に向けた対話環境づくりに肯定的に寄与できるよう協力を望む」と要請したとも伝えている。
これにパホル大統領は「武力を使用せず、問題を解決しようとする文大統領の政策に希望があると思う。過去の強硬政策に回帰すれば国際社会の懸念が大きくなる」と述べるとともに、「スロベニア訪問を要請した」と報じた。(編集担当:森高龍二)