安倍晋三総理は高校の新学習指導要領で必修化される「情報1」を大学入学共通テスト科目として、各大学の判断で活用できるよう具体策を検討するよう文部科学大臣に17日指示した。
安倍総理は17日の未来投資会議で「人工知能、ビッグデータなど、IT技術、情報処理の素養はこれからの時代の読み書きそろばんではないか」と述べ「情報教育の抜本強化を図り、大学入試においても、国語、数学、英語のような基礎的科目として、情報科目を追加、文系、理系を問わず理数の学習を促していく」と強調した。
また、安倍総理は「先端的なAI人材、IT人材の育成に向け、理学部や工学部といった学部の縦割りを超えた学位プログラムを新たに創設する」と言及した。安倍総理は、林芳正文科大臣に「改革案を検討し、速やかに実行に移すように」と指示した。(編集担当:森高龍二)