安倍政権の退陣を求める市民団体主催の集会が国会正門前で10日あり、雨の中、約2万人が安倍政権への抗議の声をあげた(参加者は主催者発表)。
集会であいさつした立憲民主党、福山哲郎幹事長は「安倍政権は2年にわたり、文書を改ざんし、国会で虚偽答弁をし、官僚にすべての責任を押してつけている」と安倍晋三総理、麻生太郎財務大臣ら政治家が責任を取らないことに強い疑問を投げた。
福山幹事長は「安保法制最初の時も雨の中多くの方にお集まりいただいた。その時に『立憲主義と民主主義を取り戻す戦いはここからスタートする』と申し上げた。その戦いがここで行われている」としたうえで「森友・加計問題では、おかしいという声を全国各地で上げてくださったお陰で、(疑念の部分が)国会審議のなかで明らかになってきた。安倍政権打倒にむけて一緒に頑張りましょう」と訴えた。集会には日本共産党の小池晃書記局長、社会民主党の福島みずほ副党首らも参加した。(編集担当:森高龍二)