トヨタ自動車は、同社の上級FFセダン、カムリをマイナーチェンジして、新グレード「WS」を設定し、全国のトヨタ系ディーラーを通じて、8月1日に発売した。
新設定した「WS」は、エッジの利いたスポーティなデザインとカムリ本来の上質感を両立させたグレードとした。低重心のワイドボディに装着されたスポーティなパーツは、走りの良さを感じさせるデザインとしている。
専用装備として装着した外装は、フロントグリル、リヤスポイラーなどスポーティタイプの外装装備をはじめ、ブラック塗装の18インチアルミホイール、左側2本出しのマフラーカッターを設定。内装にも専用シート、パドルシフト、メタリックな風合いのインストルメントパネルオーナメントを採用している。
さらに、外板色にはWS専用色としてアティチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカメタリックを含む3種類のツートーンカラーを新規設定した。走りにおいては、より応答性の高い操舵フィーリングとフラットな走りを追求したサスペンションチューニングを行なったという。
また、一部改良では、オート電動格納式ドアミラー、インテリジェントクリアランスソナーを標準装備。ナビゲーション・オーディオにJBLプレミアムサウンドシステム(9スピーカー)を新規設定した。
搭載するパワーユニットは、国内カムリとして従来どおりのリダクション機構付のTHSⅡ、ハイブリッドシステムのみの設定となる。新しく設定したWSグレードの価格は、367.2万円。WSレザーパッケージ車は434.16万円となり、カムリ・シリーズで最高価格の最上級モデルとなる。(編集担当:吉田恒)