韓国特使団、金委員長と会談し文氏の親書手渡す

2018年09月06日 07:32

 韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領が北朝鮮に派遣した特使団が、5日、平壌(ピョンヤン)で金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長(朝鮮労働党委員長)と会談。文大統領の親書を手渡した。聯合ニュースが韓国大統領府発表として同日夕、報じた。

 特使団が金委員長と会談できるかどうか、注目されていた。会談を含め、今回の特使団の訪朝結果に関する会見は6日に行われる予定としている。

 河野太郎外務大臣は外遊先での記者会見で、韓国特使団による訪朝について「米朝合意の具体的な履行につながる、そんな結果を引き出してくれることを期待したい」と期待を寄せた。そのうえで「日本は韓国側と常に緊密にやりとりをしている。様々行って帰ってこられた後に、しっかり情報を把握し、次につなげていきたい」と記者団の問いに答えた。(編集担当:森高龍二)