憲法に自衛隊明記、総理、観閲式で強い意欲示す

2018年10月15日 15:51

 安倍晋三総理が14日催された自衛隊記念日観閲式での訓示で「国民の9割は敬意をもって自衛隊を認めている」とし「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える。これは今を生きる政治家の責任。私はその責任をしっかり果たしていく決意」と「改憲」や「憲法への自衛隊明記」などの言葉こそ使わなかったが「改憲」への意欲を「政治家の責任をしっかり果たしていく」との表現でアピールした。

 安倍総理は自民党総裁として憲法9条(戦争の放棄規定)に自衛隊を明記することを公言している。観閲式の訓示では「事に臨んでは危険を顧みず、身をもって責務の完遂に努め、もって国民の負託に応える。諸君の崇高なる覚悟に改めて心から敬意を表す」とし「自らの意思でこの困難な道に進んでくれた諸君。ただひたすら国民のため、献身的に職務を遂行する諸君は日本の誇り」と述べた。

 そのうえで安倍総理は「宇宙、サイバー、電磁波といった新たな分野で競争優位を確立できなければ、これからこの国を守り抜くことはできない」と述べ「この冬に策定する新たな防衛大綱では、これまでの延長線上ではない、数十年先の未来の礎となる防衛力の在るべき姿を示す」とした。

 そして「自衛隊の存在は、かつては厳しい目で見られた時もあった。それでも職務を全うし、諸君自身の手で信頼を勝ち得た。次は政治がその役割をしっかり果たしていかなければならない」と述べ「全ての自衛隊員が強い誇りを持って任務を全うできる環境を整える」と決意を述べた。文脈からは「改憲」を意味するものとしか受けとれない。(編集担当:森高龍二)