自公政権に対峙する政権選択肢を提供する立憲・国民ら2党2グループらによる「新党」の代表選挙が7日告示され、届け出順に国民の泉健太政調会長、立憲の枝野幸男代表が立候補した。
10日、衆院議員106人、参院議員43人により投票が行われ、代表が決まる。また党名選挙も行われ、同日、「立憲民主党」か「民主党」か、いずれかの党名に決定する見込み。代表と党名の決定を受け、新党の結党大会が15日に開催される。
枝野氏はさきの出馬表明の際「コロナ対策を強力に推進し、新自由主義的社会から脱却し、互いに支え合い、分かち合う社会を築き、一人ひとりの命とくらしを守ること、暮らしの安心を取り戻すこと」を第一とするとともに、安倍政治7年8かで公文書管理や立憲主義といった政府への基本的信頼が深刻に傷つけられたとして「7年8カ月の負債を清算し、責任ある政府を実現する」と明確にした。
泉氏は出馬表明の際「政策能力、発信能力を高め、政策の像を国民に示し、提案型の野党第1党に」と話し「新型コロナ対策では、ワクチンの無償化で、国民に行き渡らせる。雇用の安定的な移動をすすめ、失業者への支援もしていく」とした。また「コロナ収束まで消費税0%が必要」とした。(編集担当:森高龍二)