うちの秘書なら間違いなく解雇、安倍氏に疑問

2020年12月25日 06:52

 安倍晋三後援会主催の桜を見る会「前夜祭」を巡り、安倍氏側が費用の不足分をホテルに補填していたとする公選法違反(有権者への寄付)や政治資金規正法違反(不記載)容疑がかかる問題、安倍前総理は国会答弁で「事務所に収支はなかった」など虚偽答弁を118回にわたり繰り返してきた。

 安倍前総理の公設秘書が勝手に補填し「事務所としての支出はない」と安倍前総理に虚偽報告し、参加者個々とホテルとの直接契約であるため、見積書も領収書もホテル側からは出ていないと時の総理に虚偽答弁を国会でさせてきたというのだろうか・・・。

 立憲民主党の小川淳也衆院議員は「仮にうちの秘書が黙って裏で900万円の支出をしたら?間違いなく解雇と引責ではないか?」と安倍総理の対応を疑問視。合わせて「それに一体、そのお金はどこから???? 」と疑問符4つつけてツイッター発信。お金の出どころを明確にする必要を訴えた。

 また「法的議論が諸諸あるにせよ、100回以上の国会虚偽答弁と合わせ、責任は極めて重大。国会招致と検察審査会の役割、責任が極めて大きい」と今後の成り行きでの検察審査会の役割、国会での安倍前総理への真相究明で果たすべき責任の重さを訴えた。

 日本共産党は「これだけ嘘をつき続けてきた人にとって最もふさわしいのは、嘘をつけば偽証罪に問われる国会での『証人喚問』です。口先だけではない『真摯さ』や『誠実さ』を見せて下さい」と発信。志位和夫委員長はツイッターで「安倍氏には証人として、真実を語ってもらいたい」と訴えている。前総理にはネットやテレビ中継の入る場で国民が納得できる説明が求められている。(編集担当:森高龍二)