菅義偉総理は18日召集の通常国会での施政方針演説で、新型コロナウイルス感染症に関して「専門家が緊急事態宣言レベルとする『ステージ4』を早急に脱却する」と強調するとともに「特措法を改正し、罰則や支援に関し規定し、飲食店の時間短縮の実効性を高める」と述べ「早急に(改正法案を)国会に提出する」と述べた。
またワクチンに関して、菅総理は「安全性・有効性審査を行ったうえで、できる限り2月下旬までには接種を開始できるよう準備する。私も率先して接種する」と語った。
菅総理は新型コロナウイルス感染症拡大要因について「特に30代以下の若者に感染が増えている」とし「若者の外出や飲食により、知らず知らずのうちに感染を広げている現実がある」と感染拡大の大きな要因に若者の行動を取り上げ「飲食での感染を抑え込むことが極めて重要だ」と訴えた。
そのうえで「飲食店について、協力金を180万円にまで引き上げ、20時までの営業時間の短縮を徹底する」と時短徹底をアピールするとともに「テレワークの7割実施、不要不急の外出・移動の自粛、特に20時以降の不要不急の外出自粛、イベントの人数制限(施設収容人数の半分か、最大5000人の少ない方)を実施する」とした。(編集担当:森高龍二)