武田良太総務大臣は５日の記者会見で谷脇康彦総務審議官らがＮＴＴ社長らによる接待を受けていた問題で「本当に重ね重ね、行政、国家公務員に対する疑念を招くに至ったこと、本当にお詫びを申し上げたい」と陳謝。そのうえで「しっかり事実関係を明らかにし、再発防止並びに国民に対する信頼回復に向けて全力で組織を挙げて取り組んでまいります」と組織上げて再発防止に取り組むと強調した。
武田大臣は「谷脇総務審議官・巻口英司国際戦略局長に対し事実関係を確認したところ、会食参加を認めた。３日付で倫理審査会へ調査を開始する旨の通知を行うとともに、総務省における調査を開始した」と説明。
武田大臣は「報道された職員に限定することなく、可能な限り対象職員を広げて、徹底的に調査する旨指示を出した。国家公務員倫理審査会の指導もいただきながら、可能な限り迅速に進める」と述べた。野党からも真相解明と説明を強く求められている。（編集担当：森高龍二）
