埼玉知事の五輪PV中止発表に評価の声、相次ぐ

2021年06月08日 06:52

 埼玉県の大野元裕知事が「東京五輪のパブリックビューイング(PV)を中止する」と7日発表したことにネット上では評価の声が相次いでいる。日本感染症学会専門医の佐藤昭裕医師は「この判断が、他県にも広がっていくことを望みます」と発信した。

 佐藤氏は「(五輪をやるのであれば)飲食店で放映したり、友人宅で集まったりして観戦するのではなく、一緒に住んでいる家族と自宅でTVをみて応援しましょう」と人流増にならないよう、工夫を求めた。

 ほかにも「やっと、まともな判断ができる知事さんがいた。埼玉県民は誇りに思ってください」「この知事を見習ったほうがいい」「埼玉県は知事さんがちゃんと見ている。うらやましい限りです」。

 「パブリックビューイングは競技を見て興奮して騒いでしまうので、飛沫が飛ぶという意味ではアルコールを提供する飲食店と変わりません。飲食店には休業や酒類の提供を辞めさせておいてパブリックビューイングがOKというのは筋が通りませんよね」と知事の中止判断を評する声が続いた。(編集担当:森高龍二)