柚木道義議員は19日開かれた衆議院厚生労働委員会(閉会中審査)で「第2次岸田改造内閣は旧統一教会と何らかの接点が明らかになったのが加藤勝信厚労大臣をはじめ、大臣、副大臣、政務官の政務3役73人中、わかっているだけで32人と4割だ」と指摘し「第2次岸田内閣は旧統一教会政権じゃないか。さすがに多すぎでは」と強い懸念と疑問を投げ、加藤大臣に質した。
加藤厚労大臣は「岸田総理は8月10日の会見で、社会的に問題が指摘されている団体との関係は十分に注意しなければならない。今回の内閣改造にあたり、閣僚に対し、政治家としての責任において、それぞれ当該団体との関係を点検し、その結果を踏まえて厳正に見直すことを厳命し、それを了解した者のみを任命したとされているところ」と答弁。
そのうえで「これを踏まえて、任命などが行われたものと承知している。関係については一切持たないということを明言させていただいている」と明言した。
柚木議員は「その認識を持って、しっかり対応を頂きたい」と完全に関係を断つよう強く求めた。加藤大臣は「政府の一員として、しっかり取組んでいきたい」と答えた。(編集担当:森高龍二)