自民党は統一教会を反共の尖兵に利用

2022年11月06日 10:13

 日本共産党の志位和夫委員長は3日開いた党の全国都道府県委員長会議で、オンライン演説し「統一教会(現・世界平和統一家庭連合)と自民党との癒着問題」について「この問題の膿を出し切り、問題を根本から解決することは、日本の政治と社会の前途にとって大きな意義がある」と強調した。

 志位氏は「自民党は半世紀にわたり、統一教会を反共の先兵として利用し、統一教会は自民党の庇護の下に反社活動を拡大してきた。教会が多数の自民党議員と交わしていた『政策協定』が示すように、両者は改憲・ジェンダー平等への敵対・日本共産党への敵対などで利用し合ってきた。教会と政界の癒着を一掃することは反共の謀略同盟から日本の平和と民主主義を守り抜く重大な意義を持つ」と述べた。

 また教団問題に対する岸田文雄総理の姿勢について「統一教会との深刻な癒着への反省が全くないことだ」と指摘。「癒着の実態がどうなっているのか、個々の議員任せに終始し、政府・自民党として責任を持って調査することを拒否し続けている。無反省と隠ぺいに終始する岸田首相の対応を決して許す訳に行かない」と強く非難した。

 また教団の活動についても「正体を隠した伝道活動、霊感商法と高額献金、当事者の意思を無視した集団結婚など数々の反社会的行為はどれも司法によって法律違反と断罪されたものであるとともに、憲法に保障された思想良心の自由、信教の自由をはじめ基本的人権を蹂躙するもの」と憂慮。

 「統一教会の反社会的活動を一掃し、被害者救済を図ることは憲法に保障された国民の基本的人権を守り抜く闘いだ」と述べた。(編集担当:森高龍二)