日・ASEAN首脳会議、AZEC(アジア・ゼロエミッション共同体)首脳会合に出席した高市早苗総理は26日、記者団に「自由で開かれたインド太平洋を日本外交の柱として推進していく、また、時代に合わせて進化させるといった方針を強調した。その上で海洋安全保障とかAI(人工知能)、経済連携などの各分野での新たなイニシアティブを丁寧に説明し、各国首脳との間で今後の協力の基礎となる信頼関係をしっかり構築することができたと思う」と各国首脳との信頼構築に手ごたえを強調した。
高市総理は「AZEC首脳会合では脱炭素、経済成長、エネルギー安全保障を同時に実現し、多様な道筋でネット・ゼロに向けた協力の重要性、この1年の進捗の状況というものを確認した」とした。
高市総理は「今回のASEAN関連首脳会議などへの出席はFOIPの要であって、それから世界の成長センターでもあるASEAN諸国、同志国との連携強化を確認できたので非常に有意義だった」と述べた。また「これからの日本の経済成長にとっても非常に大きな意義がある」との認識を示した。(編集担当:森高龍二)













