日本の成長や発展に必要なものの１位は政治力で、２番目に雇用の安定があげられたが、２０代では失敗しても再チャレンジできる環境が１位になった。
連合が理想の日本像に関して１月１６日から２１日の６日間、１５歳から５９歳の男女３０００人を対象に意識調査したもので、６日公表した。
それによると、雇用では転職が活発にできる社会より終身雇用が基本になる社会を理想の社会に近いとした割合が前者が２６．９％だったのに対し、後者は４６．７％と終身雇用を志向する人の方が多かった。
また、税金が高いが社会保障が充実している社会と税金が低いが個人の責任が重い社会では、前者が６０．９％、後者が１０．９％と圧倒的に税金は高くても社会保障が充実している、いわば安心が社会的に担保される社会を望む人の多さが伺えた。
さらに、現在の生活に７８．９％が不安を感じ、現在の社会に８５．１％が不満を感じていることも浮かび上がっていた。（編集担当：森高龍二）
