米国株は主要3指数がそろって大幅高となり、ダウ工業株30種平均は950ドル近い上昇を記録しました。ナスダック総合指数やS&P500種指数も大きく値を伸ばし、市場ではリスク選好の動きが鮮明となっています。
今回のニュースのポイント
11日の米国株式市場は主要3指数がそろって大幅に上昇し、ダウ工業株30種平均は前日比949.97ドル高の50,868.75ドル、ナスダック総合指数は597ポイント高の25,767ポイント、S&P500種指数も122ポイント高の7,389.1ポイントで取引を終えました。前日の東京市場で見られた買い戻しの流れに続き、米国市場でも幅広い銘柄に買いが優勢となり、世界的な投資家心理の改善が意識される展開となっています。
本文
米国株式市場は、主要3指数がそろって大幅高となる全面高の展開を迎えました。ダウ工業株30種平均は前日比949.97ドル高の50,868.75ドルと、5万ドルの大台を大きく上回る高水準で取引を終了。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は597ポイント高の25,767ポイント、大型株で構成されるS&P500種指数も122ポイント高の7,389.1ポイントと、市場の主要指標はいずれも大幅高となり、幅広い銘柄に買いが広がりました。特定の材料による局所的な物色にとどまらず、幅広いセクターにリスクオンの資金が流入したことが特徴的な一日となっています。
前日の日経平均株価は朝方の下落から買い戻しによって持ち直し、小幅ながらプラス圏(38円00銭高)で終了していました。こうしたアジア市場の底堅い値動きも背景に、市場では前日までの警戒感が徐々に和らぎ、欧米市場でも幅広い銘柄に買いが入る展開となりました。市場では急激なリスク回避姿勢が後退し、買い安心感が広がったことが相場を大きく押し上げる原動力となりました。
外国為替市場では、ドル/円が159.866円付近で推移し、160円近辺の水準を維持しています。米国株が大幅に上昇した一方で、為替市場では急激な円高や円安への進行はみられず、比較的落ち着いた値動きにとどまりました。株式市場にとって為替の乱高下という不確定要素が排除されたことは、東京市場の現物株に対する下支え要因としてポジティブに作用する可能性が高まっています。
東京市場の日経平均株価は前日、64,217.27円で取引を終えており、本日の寄り付きは米国株高を反映した大幅な買い先行で堅調なスタートを切ることが期待されます。目立った新材料が確認されない中でのマクロ的なポジション調整の一環とも捉えられますが、売り一巡後の需給の引き締まりは明確です。市場の注目は、寄り付き直後の買いの勢いが大引けまで持続するか、あるいは為替動向を睨みながら指数が一段と上値を追えるかという、次の方向感を探るフェーズへと移りつつあります。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)













