KDDI、熊本地震でオンライン診療を初提供 車両型auショップが避難所を巡回支援

2026年08月01日 12:01

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熊本地震の被災地支援で活用される車両型店舗「au SHOP CAR」。KDDIは避難所を巡回し、同社として災害支援では初となるオンライン診療のほか、スマートフォンの操作案内や災害情報の取得支援などを実施する。(画像はKDDIニュースリリースより)

今回のニュースのポイント

KDDIは31日、令和8年熊本地震の被災地である熊本県内の避難所において、車両型店舗「au SHOP CAR」を活用した支援を開始したと発表しました。同社として災害支援では初となるオンライン診療の仕組みを導入し、医師による診察や服薬指導を実施します。あわせてスマートフォンの操作案内や災害情報の入手方法の相談にも対応し、他社契約者を含めた被災者支援に取り組みます。

本文
 KDDIは31日、令和8年熊本地震で被災した熊本市中央区や宇土市などの避難所において、移動型店舗「au SHOP CAR」を活用した支援を開始したと発表しました。2026年7月31日から8月中旬にかけて避難所を巡回し、auの契約者に限らず、他社のスマートフォン利用者を含めた被災者を対象に支援を行います。

 今回の支援における大きな特徴が、同社の災害支援として初となるオンライン診療の提供です。移動店舗内に搭載した「リモート接客システム」を活用し、接続先の医療機関「LSクリニック東京」の医師と被災者をオンラインで接続。現地の災害対策本部と連携のうえ、医師による健康相談や診察、お薬の処方や服薬指導を実施する体制を整えました。

 従来の通信会社による災害支援は、基地局の復旧やスマートフォンの充電、Wi-Fi環境の提供といった通信インフラの確保が中心でした。これに対し今回は、移動型店舗とリモート技術を組み合わせることで、通信環境のカバーにとどまらず、避難現場における医療アクセスの確保まで支援の幅を広げています。

 あわせて現地では、専属スタッフが対面によるサポートを行います。被災によって店舗への問い合わせが難しくなっている状況を踏まえ、スマートフォンの基本操作案内のほか、災害関連情報の取得方法や災害用伝言板サービスの使い方などを案内し、避難者の困りごとに対応します。

 同社は8月中旬まで、被災地域の避難所を対象に「au SHOP CAR」による巡回支援を実施する予定です。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)