専業主婦の4割が就労希望、20~30代は過半数 58%は「就職難しい」

2026年09月30日 18:06

画・「仕事が忙しく十分な子育てができない」 男性は54%、女性は 26%

子育て世代の女性のイメージ。マイナビの調査では、専業主婦の39.7%が今後の就労を希望し、20~30代では過半数となった(画像は資料写真)

今回のニュースのポイント

マイナビが30日発表した「専業主婦の就業意向に関する調査2026」によると、今後「働きたい」「どちらかといえば働きたい」と回答した専業主婦は合わせて39.7%でした。年代別では20代(56.8%)や30代(53.0%)で過半数に達し、若い年代ほど就労意向が高い傾向がみられます。一方で、就職することについて「難しい」「やや難しい」と感じている人は合わせて58.4%に上りました。働く意向を持つ人が一定数存在するものの、再就職に対するハードルも強く意識されている現状が浮かび上がっています。

本文
 マイナビが30日に公表した調査結果によると、専業主婦の約4割が今後の就労を希望していることが分かりました。特に20代や30代では半数を超えた一方、就職を難しいと感じている人も約6割に達しており、就労意向と再就職へのハードル感が併存している実態が明らかになりました。

 今回の調査は2026年5月1日~4日にインターネットで実施されたものです。20~50代の既婚女性のうち、現在就業も通学もしていない人を「専業主婦」と定義し、スクリーニング調査は6534人、本調査はこのうち就労意向がある20~50代の専業主婦1546人を対象に実施されました。

 調査によると、今後「働きたい」(13.7%)と「どちらかといえば働きたい」(26.0%)を合わせた就労希望者の割合は39.7%でした。年代別でみると、20代が56.8%、30代が53.0%となり、若い世代で過半数に達しています。今後働きたい理由(複数回答)としては、「家計の収入を補いたい」が61.3%で最多となり、働きたい理由として家計面の回答が最も多くなりました。

 また、就労意向があり、専業主婦になる前に働いていた回答者に対し、前職を離職した理由を尋ねたところ、「妊娠」が21.2%で最多となり、「結婚」の19.9%が続きました。あわせて退職時の心境を聞いた設問では、仕事を「続けたかった」「どちらかといえば続けたかった」とする人が計42.1%となり、「辞めたかった」「どちらかといえば辞めたかった」の計34.5%を上回りました。

 一方、再就職に対するハードル感も強く意識されています。専業主婦に就職の難易度を聞いたところ、「難しい」「やや難しい」と考えている人は合わせて58.4%に上りました。就職を難しいと感じている専業主婦に、就職で難しいと思うポイントを尋ねたところ、「希望条件に合う勤務先を見つけること」が82.3%で最も高く、「内定獲得」が79.8%で続きました。単に求人の有無だけでなく、自身の希望する働き方や条件に合致する職場を探し、そこに採用される過程に対してハードルの高さを感じている人が多い状況が伺えます。

 専業主婦の39.7%が今後の就労を希望し、20~30代では過半数に達した一方、58.4%は就職を難しいと感じていました。就労意向を持つ人にとって、希望する勤務条件と実際の求人をどのように結びつけるかが課題の一つとなっていることが調査から浮かび上がっています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)