業績向上を目指し各社、販売代理契約や業務提携を積極的に実施

2011年04月01日 11:00

 1987年から四半世紀に亘り、米国ボストンをはじめ海外主要都市で、バイリンガルのための合同企業説明会「Career Forum」を開催するなど、バイリンガル人材採用支援を手がけてきたディスコは、世界最大手のメディア教育企業ピアソンが開発・販売する英語スピーキングテストVersant(TM)(ヴァーサント)の販売代理をすべく、ピアソンの日本支社であるピアソン桐原と、販売代理契約を締結。4月より企業、学校、個人に向け販売を開始するという。

 Versant(TM)は、受験者がどの程度英語を瞬時に理解し、発話できるかを測定するテスト。高度な音声認識技術と、コンピュータを利用した完全自動採点システムで、受験者の発話力を的確に診断。試験開始からスコア確認まで約15分と短く、電話もしくはパソコンで24時間365日いつでも受験できることも特長だという。スコアレポートには、TOEIC、TOEFL、CEFR(ヨーロッパ言語共通参照枠組)レベルとの関係性も表示。日本では2000年から試験が導入されており、現在世界100カ国以上で実施されている。

 英語力を測る試験の大半は、読解力を中心にした記述式のものである中、ディスコは、実際のビジネスシーンで欠かせない”英語による発話力”を測る試験としてこのVersant(TM)に着目。簡便かつ迅速に結果がわかるVersant(TM)は、合同企業説明会をはじめとした人材採用シーン、また人材育成シーン等、幅広く導入できることが見込まれる。今後は実践的な英語力を測るツールの一つとして、ピアソン桐原と共に拡販を目指すという。

 また、情報セキュリティプロバイダであるサイバートラストと、ソフトウェアの開発・販売を行うアップデートテクノロジーは、サイバートラストが提供するSSLサーバ証明書「SureServer (シュアサーバ)」と「SureServer EV (シュアサーバ イーブイ)」の販売において業務提携することに合意し販売を開始した。

 近年の不況により情報通信分野においてもコスト削減の意識が高まっているが、それと同時に、スマートフォンや携帯電話での電子商取引が増えるなど、SSLサーバ証明書の適用範囲はさらに広がっている。このような背景を受け、アップデートテクノロジーでは、多様なニーズに応えもスマートフォンや携帯電話を含む広範囲な可用性を実現している「SureServer for SSL」を、SSLサーバ証明書の主力製品のひとつとして取り扱うことを決定したという。