PKSHA Technology、第3四半期事業利益46%増 AI需要拡大、売上収益84%増

2026年08月13日 16:59

今回のニュースのポイント

PKSHA Technologyが13日発表した2026年9月期第3四半期累計の連結決算(IFRS)は、売上収益が前年同期比84.1%増の283億3700万円、事業利益が46.3%増の47億1400万円となり、本業の収益拡大が鮮明となりました。AIソリューション案件やAI SaaSの販売が順調に伸びたほか、前期に子会社化したサーキュレーションの連結寄与も業績を押し上げました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は2.0%減の26億3200万円となりましたが、前年同期に計上していた関係会社株式売却益などの要因を除いた場合は51.6%増となります。通期予想に対する事業利益進捗率は約94%に達しています。

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 PKSHA Technologyが13日発表した2026年9月期第3四半期累計の連結決算(2025年10月1日〜2026年6月30日)は、売上収益が前年同期比84.1%増の283億3700万円、事業利益が46.3%増の47億1400万円となりました。調整後EBITDAは40.7%増の59億9600万円、税引前四半期利益は1.0%増の43億5100万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は2.0%減の26億3200万円でした。売上高が大幅に拡大したことに加え、日本基準の営業利益に相当する事業利益も4割を超える高い伸びを示しました。

 親会社の所有者に帰属する四半期利益が前年同期比で微減となった背景には、前年同期の特殊要因があります。前年同期においては、Sapeet株式の一部売り出しに伴う関係会社株式売却益や残存持分の公正価値での再評価による評価益を計上していました。同社によると、前年同期の当該要因を除いて比較した場合、税引前四半期利益は前年同期比46.0%増、親会社所有者帰属四半期利益は51.6%増となります。

 セグメント別では既存のAI事業と新規連結事業の双方が拡大しました。生成AIの普及に伴う自然言語処理技術等の需要拡大を背景に、AI Research & Solution事業の売上収益は前年同期比31.4%増の99億8800万円、セグメント利益は37.7%増の25億1900万円となりました。AI SaaS事業も自動応答エンジンを中心に新規受注やライセンスが積み上がり、売上収益は31.7%増の85億9800万円、セグメント利益は22.2%増の28億400万円となりました。

 また、当第3四半期累計から新たな報告セグメントとなったAI Powered Worker事業は、売上収益が前年同期比623.0%増の100億3400万円、セグメント利益が286.1%増の6億8000万円となりました。前期に子会社化したサーキュレーションの連結寄与が大きく、プロフェッショナル人材とAI・AIエージェントを組み合わせた高生産性サービスの案件積み上げが進んでいます。

 2026年9月期の通期連結業績予想について同社は、従来の予想を据え置きました。売上収益350億円(前期比60.8%増)、調整後EBITDA 67億円(前期比23.1%増)、事業利益50億円(前期比29.0%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益28億5000万円(前期比7.3%増)を見込んでいます。第3四半期累計時点での事業利益(47億1400万円)の通期予想(50億円)に対する進捗率は約94.3%、親会社所有者帰属利益の進捗率も約92.4%に達しています。経営環境の動向を注視し、修正が必要と判断した場合には速やかに開示するとしています。(編集担当:エコノミックニュース編集部/Editorial Desk: Economic News Japan)