菅直人総理は政府予算案の財源を支える特例公債法案について金子一義衆議院議員の質問に答え「年度内成立をめざして全力で取り組みたい」と述べ、野田佳彦財務大臣も「年度内成立は政府の方針」と答えた。
これは赤字国債発行のための特例公債法案について、玄葉光一郎国家戦略担当大臣が年度内成立にこだわらない意向を示しているとの報道や政府・与党が年度内成立を断念し、衆議院での採決を４月以降に先送りする方向で調整に入ったなどの報道に関連して、金子議員が総理らに真意を質したもの。
年度内成立をめざすとしながらも、現況は厳しい状況に追い込まれている。
（編集担当：福角忠夫）
