世界52カ国・地域から986人の選手が参加し、46職種で技能を競った第42回技能五輪国際大会(会場・ドイツ)に日本人が5職種で金メダルに輝いたほか、銀メダル4個、銅メダル3個、敢闘賞18個の成績を収めた。
日本の金メダルは情報ネットワーク施工(メダリストは宇都宮晋平さん=きんでん大阪支社所属、参加16人選手)、自動車板金(山田恭生さん=トヨタ自動車所属、参加20選手)、電工(坂本瑞義さん=きんでん神戸支店所属、参加31選手、スイスとともに金メダル)、ITネットワークシステム管理(西出拓矢さん=トヨタ自動車所属、参加29選手、シンガポールとともに金メダル)、プラスティック金型(高峰征希さん=デンソー所属、参加9選手、タイとともに金メダル)の5職種。
今大会では各職種の平均点を500点に調整したうえで、全選手中、最も高い得点をあげた選手に贈られるアルバート・ビダル賞に情報ネットワーク施工の宇都宮選手が選ばれた。
大会は職業訓練の振興、技能向上とともに青年技能労働者(22歳以下)の国際交流や親善を目的に開かれている。(編集担当:森高龍二)