総理の消費税対応判断 9月下旬から10月上旬

2013年08月25日 11:18

 甘利明経済財政政策担当大臣は25日、安部総理が消費税引き上げに対して判断する時期について「9月下旬から10月上旬の幅になると思う」とNHK番組の中で語った。甘利大臣は「安倍総理はまだ判断時期を決めていないと思う」との認識を示したうえで「総理が(10月1日の)日銀短観のデータを見ようとされるかどうか」と語り、10月上旬になるのではないかと予測する要因のひとつを示した。

 甘利大臣は消費税引き上げについて、26日から始める60人の有識者から意見を聞く有識者会合の狙いについて「経済財政諮問会議でもしっかり検証していくという項目があり、それに従って、しっかり意見を聞いていく。また、極力、幅広い意見を聞いて、引き上げにより生じる懸念の有無や(懸念に対する)対策材料にしたいという思いが総理にはある」とした。甘利大臣は有識者会合での意見をまとめたものを「9月に総理に提出したい」と語った。

 また、消費税引き上げについて「決められている通りスムーズにできることが一番良いと思うが、引き上げた結果、引き上げたことの効果をすべて相殺してしまうようなことになれば困る」と語り、「引き上げるとどういう問題が起きるか、しっかり検証することが大事。また、経済の信頼性、社会保障の信頼性、財政への信頼性、国債への信頼性、海外からの信頼性、それら全部を勘案して間違いないようやっていきたい」とした。(編集担当:森高龍二)