ビックカメラがスマホ戦線に参戦 月額2830円の超低価格戦略

2014年04月27日 13:11

 ビックカメラがスマートフォン市場に参戦する。ビックカメラは、現在販売している音声通話機能付のオリジナルSIMカード「BIC SIM」において、ご利用中の携帯電話の電話番号をそのままで、SIMカードに乗換えできるサービスを4月17日より開始した。

 サービス開始を記念して、BIC SIMと同社指定のSIMフリー端末を同時購入すると、分割金利無料(24回払い)にくわえ、月額料金が安くなる商品のセット3種類を用意し、全国で合計1000セット限定でビックカメラ携帯取り扱い全店、およびコジマ2店舗(コジマ×ビックカメラ梶ヶ谷店・NEW静岡店)で販売開始した。

 料金は3G通信スマートフォンが月額2830円~(3年目からは月額1900円~)と低価格だ。この価格で、BIC SIM(音声通話・データ通信)+スマートフォン+液晶保護フィルムのセットとなる。スマートフォンは、機種はコヴィアの「FleaPhone(型番)CPF03A」。スペックはAndroid4.2対応で、4.5インチIPS液晶、1.2GHzクアッドコアプロセッサー(通信速度)最大14.4Mbpsを搭載している。

 またタブレットPCのサービスもあり、月額2,580円~(3年目からは月額900円~)。BIC SIM(データ通信)+タブレットPCのセット内容となる。タブレットは、月額1680円×24回払い(端末総額4万320円)で、機種はASUSの「Nexus7(2013)ME571LTE」。スペックは、Android4.3対応で、7インチ液晶、1.5GHzクアッドコアプロセッサー (通信速度)最大150Mbpsを搭載している。

 さらに、6インチ大画面スマートフォンのサービスもある。月額3580円~(3年目からは月額1900円~)。BIC SIM(音声通話・データ通信)+スマートフォンのセット内容となる。スマートフォンは月額1680円×24回払い(端末総額4万320円)。機種はASUSの「Fonepad Note6(型番)ME560BK16」。スペックはAndroid4.2対応で、6インチ液晶、2.0GHzインテルATOMプロセッサー(通信速度)最大14.4Mbpsを搭載している。

 スマートフォン市場は、先日ももともとのキャリア以外からイオンが参入したばかり。イオンもビックカメラ同様、低価格戦略を展開しており、市場競争は、ますます激化しそうだ。(編集担当:慶尾六郎)