安倍晋三総理は政府主催の全国都道府県知事会議であいさつし「元気で豊かな地方の創生について、１２月に長期ビジョン、総合戦略をとりまとめることにしている」としたうえで「これまで、どうしても排することができなかった省庁の縦割りを今度こそ排し、ワンストップ対応を徹底するよう、地域にとって真に使い勝手が良い仕組みを構築する」と語った。
また、安倍総理は「地域自らの発想と創意工夫により個性と魅力あふれる地域づくりを進めるために地方分権改革が不可欠」と強調。
安倍総理は「今年度、提案募集方式により、地方から多種多様な提案を数多く頂いた。有識者会議の議論を踏まえ、各府省間で検討を深めている」とし「これまで困難とされてきたものについても前向きな対応に変わってきているものも多く出てきている」と紹介した。また「地方の創生は国と地方が二人三脚で進めることにより初めて成果が得られるもの」と理解と協力を要請した。（編集担当：森高龍二）
