民主党の枝野幸男幹事長は自民党の高村正彦副総裁がワシントンで安全保障法制に関する与党協議についてカーター国防長官らに説明したとの報道を受け「どこを向いて安全保障議論をしているのか」と批判した。
枝野幹事長は、与党協議は部分的に報道されているが国会にも国民にも中身は具体的に示されていないのに、「アメリカに説明に行くというのは明らかに順序が逆だ」とした。
枝野幹事長は「国民に対し詳細・具体的説明をし、疑問点を受け止め、より具体的に説明をしていくことが先」で「このことを後回しにしてという姿勢は許されるものではない」と政府・与党の姿勢を強く問題視した。(編集担当:森高龍二)