安倍晋三総理は安保法制見直しの政府案がまとまる時期に符合する4月26日から5月3日までに訪米し、訪米中にオバマ大統領との首脳会談を行う。安倍総理は、ここで安保法制の主要な見直し部分の骨子も取り上げると予想される。集団的自衛権の行使容認の閣議決定を受けた安保法制の見直しで、米軍との連携強化が一層図れることを強調するとみられる。
菅官房長官が23日夕の記者会見で訪米を発表した。菅官房長官は「昨年4月、我が国はオバマ大統領を国賓としてお迎えしました。これに続く今般の安倍総理の米国への公式訪問は強固な日米同盟を世界に示す上で大変有意義なものであるというふうに考えます」と語った。
菅官房長官は「2月に米国政府から安倍総理に対し、米国への公式訪問の招待があった」とし「安倍総理は諸般の事情が許せば、4月26日から5月3日まで、米国のボストン、ワシントンD.C.やサンフランシスコ、ロサンゼルスの各都市を訪問する予定。4月27日から30日まで滞在予定のワシントンD.C.では日米首脳会談を始めとする公式行事に出席をする予定」。(編集担当:森高龍二)