自民党の谷垣禎一幹事長は25日の記者会見で「党の役員連絡会で国会の会期末まで残り約1か月となる。政府・与党協力して(安保法案の)成立に向け全力で取り組んでいきたいということを申し上げた」と今国会での安保法案成立に全力をあげることを確認したことを伝えた。
谷垣幹事長は安保法案への対案や修正案については「高村正彦副総裁を中心に、参議院で審議中なので、佐藤正久平和安全特別委員会与党筆頭理事の2人が中心になってやっていただくということになると思う」と語った。谷垣幹事長は「全体的な司令塔をはっきりさせておかなければいけないということです」と折衝窓口を明確にし、進めていくことが大事だと強調した。
また、谷垣幹事長は朝鮮半島情勢について「昨日の真夜中に(韓国と北朝鮮との高級位会談で)一応合意ができたことは非常によかった」と評した。そのうえで、引き続き注視して見ていこうということも役員会で確認した旨語った。(編集担当:森高龍二)