民主党の郡司彰参院議員会長は27日の記者会見で、政府はしっかりとした答弁をするよう求めた。
郡司会長は「法案が成立する委員会なども出てきているが、一方で安保特別委員会は大変な流れになっている。これまでの衆院での答弁が(参院で)変更される。あるいは委員会の中でも大臣答弁が二転三転する状態が続いている」とし「政府は答弁をしっかりとして欲しい」と求めたもの。
また、維新の党との領海警備法など3法案についての考えについて「閣法(政府案)に対する対案という位置付けではない」としたうえで「領域警備法のように、政府案の中でグレーゾーンになっている部分などについてまとめてきた。維新の党との協議についても、お互い齟齬をきたさないよう情報交換をしっかりしている」とした。
岡田克也代表は、領海警備法、周辺事態対処法、PKO法の3法案について9月1日に開く党『次の内閣』に掛けることを目指すとしており、最終、法案の扱いについて5者(代表、幹事長、政調会長、国対委員長、参院議員会長)で協議し、決定する。(編集担当:森高龍二)