スズキから ヨーロッパ仕込みのスタイリッシュな新型エスクード デビュー

2015年10月21日 07:53

画・スズキから ヨーロッパ仕込みのスタイリッシュな新型エスクード デビュー

このモデルは、ジムニーやエスクードで培ってきた本格四輪駆動車やSUVとしての資質を受け継ぎながら、幅広いユーザーの期待と時代のニーズに応えるべく、あらゆる面で進化させた、新型コンパクトSUVだ。

 スズキ<7269>は、コンパクトSUV 新型「エスクード」の販売を開始した。このモデルは、ジムニーやエスクードで培ってきた本格四輪駆動車やSUVとしての資質を受け継ぎながら、幅広いユーザーの期待と時代のニーズに応えるべく、あらゆる面で進化させた、新型コンパクトSUVだ。
 
 伝統のスズキSUVスタイルを継承したデザイン、取り回しの良いボディーサイズながら、ゆとりある前席空間と十分な荷室スペースを確保したパッケージング、力強い加速性能と燃費性能を両立したパワートレイン、欧州で徹底して走り込み実現した安定感のある足まわりを実現している。また衝突被害軽減システムをはじめとする先進の安全装備なども採用した。
 
 さらに、4WD車にはスズキ独自の四輪制御システム「ALLGRIP(オールグリップ)」を採用し、様々なシーンで優れた走破性を発揮し、街乗りからアウトドアレジャーまで幅広い用途に対応するモデルとした。

 エクステリアはコンセプトモデルの「iV-4」や歴代エスクードから引き継がれた貝殻形状のクラムシェルフードやフェンダーガーニッシュを継承し、ヘッドランプは歴代初のLEDヘッドランプ(ロービーム)を採用している。

 アルミホイールは17インチとなり、切削加工とガンメタリック塗装を施した。ボディカラーは2トーン仕様の新規色「アトランティスターコイズパールメタリック ブラック2トーンルーフ(オプションカラー)」を含む4色を設定した。

 インテリアは「SUVとしての力強さと高品質設計」をデザインテーマに掲げて、スポーティーデザインのエアコンルーバーや金属調のインパネガーニッシュを採用し、メーターパネル中央には平均燃費や平均車速などを表示するマルチインフォメーションディスプレイを配置している。

 ステアリングはチルト機能とテレスコピック機能を備え、シートは本革&スウェード調を採用し、4WD車には2段階温度調節機能付運転席・助手席シートヒーターを装備している。

 新型「エスクード」は、ハンガリーの製造子会社であるマジャールスズキ社で生産し、自社ブランドの輸入車として日本で販売するもの。新型「エスクード」は、マジャールスズキ社で2015年1月より生産を開始し、欧州、大洋州等でも「VITARA(ビターラ)」名で販売しており、デザインや燃費性能、優れた走破性などで高い評価を得ている。

 「エスクード」は1988年に登場し、ライトクロカンという、その後のクロスオーバーSUVの源流のひとつとなったジャンルを築きあげた、伝説的な車だ。車名は昔のスペインと、その植民地、(スペイン語圏の中南米諸国)で使用されていた通貨単位の「エスクード」に由来している。価格は212万7600円から234万3600円。(編集担当:久保田雄城)