アマゾンは、ドイツやイタリア、フランス、スウェーデン、アメリカなど、世界10か国の35ブランドのインテリアやキッチン用品、バス用品などを集めた「輸入生活雑貨ストア」をオープンした。
「輸入生活雑貨ストア」は、キッチン用品・食器、バス・トイレ・洗面用品のほか、収納グッズ・雑貨やインテリア、掃除・洗濯用品など、機能性とスタイリッシュなデザインを兼ね備えた5500点以上の商品をラインナップしており、そのうち約3500点は日本初上陸だ。
例えば、55年の歴史を持ち、ドイツで革新的な商品を生み出すブランドとして知られているWenko(ウェンコー)からは1000点以上、また、モダンで実用性の高い収納アイテムを開発するフランスのCompactor(コンパクター)では200点以上の商品が、日本ではAmazonの独占販売となる。
「輸入生活雑貨ストア」では、インスピレーション溢れる画像により、世界で人気のインテリアや生活雑貨を紹介するとともに、各ブランドの世界観を楽しめるよう、ブランド別のページも用意されている。
また、アースカラーやモノクロームといったカラータイプから、好みのテイストのインテリア・生活雑貨を探すことも可能だ。
このアマゾンの「輸入生活雑貨ストア」に敏感に反応するのは、ズバリ、サードウェーブ系男子でないだろうか。サードウェーブ系男子という言葉は漫画家・エッセイストの辛酸なめ子氏の造語だ。
日刊SPA!によると、(米国)西海岸カルチャーに憧れて、キッチリした服装ではなく、あえてラフでゆるっとしたファッションを好み、ニット帽、ヒゲ、メガネの着用率も高い男子のことを指している。また、彼らはアップル製品所持率も高いという。
彼らはまた、生活の質にもこだわりを持っている。例えばシャンプーだと、ドラッグストアに売っている大量生産品ではなく、オーガニックなシャンプーをネットで取り寄せたり、ファストフードは食べず、値段が高くとも添加物の少ない、あるいは入っていない体に良いものを選ぶそうだ。それに、アートや建築などに関心が高い人が多いそうだ。
こんな彼らに、うってつけのサイトがこの「輸入生活雑貨ストア」だろう。もちろん、サードウェーブ系男子でなくとも、このストア、覗いてみる価値はあるだろう。(編集担当:久保田雄城)