民主党の枝野幸男幹事長は政府・与党が消費税10%時の痛税感を和らげるために導入するとしている「軽減税率」について、これは軽減税率ではなく、据え置き税率だと強調する。
直近の記者会見でも記者団に、据え置き税率という言葉を使っている意味について聞かれ「軽減されていない」とし「軽減税率と言えば、消費税率が8%から下がると思われる方が多い。軽減税率と言う言葉はミスリードだ」と指摘。枝野幹事長は「せいぜい複数税率であって、軽減ではない」とアピールしている。
また、国会での論戦が始まり、予算委員会での安倍総理の答弁に対して「自動答弁機械を相手に質疑している感覚だ」と答弁の在り方を問題視した。
枝野幹事長は「何を聞いても、役人から振りつけられた数字だけを並べる機械を相手にしているようなもの」と語り「これでは本質的な議論は深まらない」と述べた。(編集担当:森高龍二)