普段、ビジネスパーソンはどのようにストレス解消しているのだろうか。全研本社が運営する「瓦版」が、ビジネスパーソンが抱えるストレスについて調査を実施した。
調査対象は男性202人、女性214人の合計416人。年代は、10代17人、20代158人、30代120人、40代94人、その他27人。既婚者36%と未婚者64%だ。
まず、ストレスの有無についてだが、「抱えている」が62.74%、「押しつぶされている」が33.89%で合わせて約97%がストレスを抱えていることがわかった。
ストレスが全くないという状況は、ほとんど現実的でないから、抱えている事自体は、それほど問題だとは思えないが、「押しつぶされている」というレベルの人が3割以上もいるのはかなり深刻な状況ではないだろうか。
どこまでをストレスと見なすかは、人それぞれで違うので、深刻度は変わるが、「押しつぶされている」となれば、これは見過ごせないだろう。こうした人はできれば、カウンセラーに相談するのが良さそうだ。
では実際、どうやってストレスを発散しているのだろうか。最も多かったのは、「思い切り寝る」で27.16%。次いで「お酒を飲む」が21.15%、そして「とにかく食べる」が17.31%となっている。「寝る」ことはいいとして、それ以下は対策というより、現実逃避の傾向が強く、アルコール依存や肥満のリスクがあり、危険な「対策」だ。「ない」という人も7.69%いるが、これはもうストレスに白旗を振っているということだろう。
他にはストレス解消に手段として、友達と話す、好きなこと・趣味を楽しむ、家族と過ごすなどがありました。ストレスは溜めこむのが一番悪いので、誰かに話すなどのガス抜きが出来れば、最悪の自体は回避できるのではないか。その辺りは職場における“対策”として、上司や同僚の方も含め、意識しておいた方がいいだろう。
寒さの厳しい冬は他の季節よりも、快適に過ごしにくいので、憂鬱な気分になったりイライラすることも多い。なので、いつも以上に自分なりのストレス解消法を見つけることが必要だろう。(編集担当:久保田雄城)