『シーバスリーガル18年 ゴールドシグネチャー・アワード 2016』授賞式に登壇した受賞者と審査委員。写真左から幻冬舎「GOETHE」発行人統括編集長・舘野晴彦氏、幻冬舎代表取締役社長・見城徹氏、建築家・安藤忠雄氏、受賞者のヤマハ代表取締役社長・中田卓也氏、GMOインターネット社代表取締役会長兼社長グループ代表・熊谷正寿氏、KEN OKUYAMA DESIGN代表取締役・奥山清行氏、シーバスリーガル・マスターブレンダー・コリン・スコット氏、ペルノ・リカール・ジャパン代表取締役社長・ティム・ペック氏
ペルノ・リカール・ジャパンが展開するスコッチウイスキー「シーバスリーガル」と、幻冬舎が発行する男性誌「GOETHE(ゲーテ)」は、『シーバスリーガル18年ゴールドシグネチャー・アワード2016 Presented by GOETHE』の授賞式を2016年1月18日に、東京六本木のグランドハイアット東京で開催した。
このアワードは、本業のビジネスを通じて社会に活力を与えると同時に、社会貢献にも寄与したビジネスリーダーに贈る名誉ある賞だ。2011年から毎年開催し、時代を牽引し、社会貢献をも重要視したリーダーを表彰し、今回で5年目となる。
今回、2016年の特別審査員に、建築家の安藤忠雄氏が就いたこともニュース。さらに、雑誌「GOETHE」の創刊10周年を記念し、幻冬舎代表取締役社長・見城徹氏も特別審査員を努め、審査員の選考により選出された、「コーポレートバリュー・デベロップメント部門」受賞者を2名、「ビジネス・イノベーション部門」受賞者1名を表彰した。
2016年アワードの受賞者は、以下の3名。「コーポレートバリュー・デベロップメント部門」は、ヤマハ代表取締役社長・中田卓也氏、GMOインターネット社代表取締役会長兼社長グループ代表・熊谷正寿氏の2名。「ビジネス・イノベーション部門」は、KEN OKUYAMA DESIGN代表取締役・奥山清行氏だ。
ヤマハは「感動を・ともに・創る」を社是として掲げ、事業活動を通じて人々の心の豊かさに貢献することを目指している。同社は創業以来、「音・音楽」を中心とした多様な製品・サービスをご提供し、音楽・教育・文化に関連する幅広いニーズに応え、ユーザーにさまざまな場面で“感動”を提供してきた。2012年には創業125周年を迎えた同社は、楽器だけでなく、半導体、スポーツ用品、自動車内装関連部品事業など幅広く手がける。128年の歴史を持つ同社のピアノは世界シェアトップの32%を誇る。
GMOインターネットグループは、「すべての人にインターネットを」掲げ、同社が1995年にインターネット事業を開始以来、20年間使い続けているコーポレートキャッチだ。1999年8月にインターネット企業として、日本でもっとも早く上場し、現在は「日本を代表する総合インターネットグループ」となり、ネットインフラやネットメディア事業、ネット証券、モバイルエンターテインメントなど4つの事業領域で運営する。検索エンジンでヒットする日本向けHPの6割以上が同社によって製作され、同社管理サーバー上にあるという。また、社員への福利厚生制度は、日本企業としてずば抜けており、スタッフの働く環境・規則整備・その運用で他企業の模範となっている。
KEN OKUYAMA DESIGN代表取締役・奥山清行氏は工業デザイナー。米ゼネラルモーターズのチーフデザイナー、独ポルシェ社シニアデザイナー、伊ピニンファリーナ社デザインディレクター、米アートセンターカレッジオブデザイン工業デザイン学部長を歴任する。イタリア人以外で初めてフェラーリをデザインし、フェラーリ・エンツォなど自動車やオートバイ、鉄道、船舶、建築、ロボット、テーマパークなどのデザインを手がける。2007年よりKEN OKUYAMA DESIGN 代表 として、山形・東京・ロサンゼルスを拠点に、デザインコンサルティングのほか、自身のブランドで自動車やインテリアプロダクト、眼鏡などの開発から販売までを行なっている。
授賞式には受賞者3名が登場、受賞発表と表彰、特別審査員とのトークセッションを行なった。このなかで、幻冬舎代表取締役社長・見城社長は、「今回の3名の受賞者の方に、受賞していただけることが“私どもにとって栄誉”だ」と語り、建築家の安藤氏は「3名の受賞者に共通しているのは“発信力とセンス”だ」と断定した。(編集担当:吉田恒)