岸田文雄外務大臣は8日の記者会見でG7外相会合に合わせ、各国外相が広島の平和記念公園や資料館を訪問することについて「それぞれの外相が自分の目で、自分自身で感じてもらうことが大事だと思っている」と期待した。
岸田外務大臣は「実際に足を運んでいただき様々な被爆の実相に触れてもらうわけなので、しっかり様々なものを見てもらうことが重要と考えている」と語った。
また岸田外務大臣は「一昨年、NPDIの外相会談が広島で催され、参加国の外相に平和公園、資料館を訪れていただいた。その際『大変心を動かされた』『一生忘れられない思い出である』。こういった感想を口々に言っておられた。今回もそれぞれの外相にしっかりと見て感じていただきたい」と述べた。
岸田外務大臣は同日、キャロライン・ケネディ駐日米国大使と歓談した際にも「平和記念公園、資料館にG7外相と共に訪問できることを大変嬉しく思ています」と伝え、これまでの協力に感謝した。(編集担当:森高龍二)